中国-20 ─ 華僑の故郷 ─客家の土楼を訪ねて
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 中国南部の広東省と福建省は、華僑の故郷といわれます。
 広東省の開平は功なり名を上げた華僑たちが、正に‘故郷に錦を飾り’、西洋と中国が入り混じった豪華なお屋敷を建て今もそれが緑豊かな農村に無数に点在しています。
 無人となった居屋敷は豪華なせいかつの名残をとどめ、不思議な空閨を醸しだし、映画のロケ地にもなりました。
 これらの建築物は『碉楼』と呼ばれ、清朝末期から民国時代に建築され、防犯や洪水に備えた造りになっています。
 2007年に世界文化遺産に指定されました。
 片や、福建省の内陸部は山に囲まれ、山一つ越えれば言葉も異なり、古い時代に中央の圧政から逃れた人々は『土楼』と
いうマンションを建て、外部からの侵入を防ぎました(2008年世界文化遺産指定)。
 アモイの郊外の永定には、この土楼が点在しており、今も一族郎党数百人で住んでいます。正に生きた世界遺産です。
 コンパクトな日程で、二つの世界遺産を見学する欲張りな旅です。
 是非、ご家族ご友人様お誘い合わせでご参加下さい。
  
好時期 2~11月。5日間
料金目安 ¥25万円前後
航空会社  全日空(ANA)予定。
予定ホテル  5星
記号の ✈ は航空機、 ✇ はバス、━━━ は列車、 〜 は船舶、 を表示しています。
成田 17:10 ✈ 21:35 広州。全日空夕方便にて広州へ。広州・東方賓館2連泊
広州郊外の世界遺産・開平へ日帰り見学。華僑が故郷に建てた西洋様式を取り入れた建築群を見学。
西漢南越王墓博物館見学。1983年に発見された前漢時代の王墓跡です。赤い絹糸で組まれた玉衣が話題になりました。
夕方便で広州 ✈ アモイ アモイ日航酒店2連泊。
アモイ郊外の客家の土楼・永定の土楼を日帰り見学。昼食は土楼にて、素朴な郷土料理をお楽しみ頂きます。
出発まで市内散策。11時半ころ空港へ。
アモイ 14:40 ✈ 19:15 成田(全日空936便)
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永定の大土楼 中はさながら村か町 3階建ても多い