中国─17 | =竹田晃先生と行く= 史記と唐詩の世界を訪ねて |
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毎回、好評を得ております中国文学の竹田先生(東京大学名誉教授)と行く中国の旅です。 今回は西安から黄河を渡り、山西省の南部を重点に見学します。現在の山西省は地味な地域ですが、その歴史をたどると華々しいものがあります。 宮城谷さんの小説「重耳」(晋の文公)が都を置いた侯馬・曲沃は、春秋時代には、どれほど栄えていたのでしょうか。その栄華の跡を訪ねます。 運城には、中国最大の塩湖があり、おそらく関羽が活躍した時代には、義侠心にとんだ輩や一儲けを狙う塩商人達が跋扈していたことでしょう。 詩に読まれたように、千里の目を窮めんとして、鸛鵲楼に登ります。その風景はまさに「山によりて尽き」た黄河です。また、秋風楼では、漢の武帝の気概を感じます。 ちりばめられた史跡の間を黄河が蕩々と流れていきます。壺口の滝は大自然のダイナミックさに溢れています。 そんな自然環境に育まれた史記や唐詩の世界を訪ねる醍醐味あふれる旅です |
出発可能日 | 2010年6月4日(金)~6月10日(木)。7日間 |
同行講師 | 竹田晃先生(東京大学名誉教授、中国文学) |
添乗員 | 7名様以上で添乗員同行。 |
料金目安 | ¥295,000円前後(人数などにより変動) |
航空会社 | 中国国際航空(CA)予定。 |
予定ホテル | 3星、4星、5星 |
参考文献 | 司 馬 遷 『 史記 』 翻訳多数 岩波、明治書院ほか 竹田 晃 『 三国志の英傑 』 講談社 宮城谷 昌光 『 重耳 』上・中・下 講談社文庫 石川 忠久 『 新漢詩の風景 』 大修館書店 |
記号の ✈ は航空機、 ➟ はバス、 〓 は列車、 〜 は船舶、 を表示しています。 | |
1 | 成田 09:00 ✈ 11:55 北京。 国内線へ乗り継ぎ、北京 ✈ 西安(夕方便予定) 。 西安・君楽城堡酒店 泊 |
2 | 西安 ➟ 壺口 途中、韓城の司馬遷の墓が残る司馬遷祠、登龍門の‘龍門’などを見学 。 壺口・瀑布大酒店 泊 |
3 | 壺口瀑布-雄大な黄河の滝をご堪能下さい。黄河の滝がまるで沸騰する壺のように見えたことから壺口瀑布と。 迫力ある滝です。 壺口 ➟ 臨汾 着後、伝説の皇帝・堯帝を祀る堯廟を見学。 臨汾・紅楼大酒店 泊 |
4 | 臨汾 ➟ 運城 途中、中国第一の瑠璃の塔=飛虹塔と壁画が有名な広勝寺、侯馬にて春秋時代の晋の都跡付近を眺望、「資治通鑑」の作者・北宋を代表する政治家であり学者であった司馬光のお墓など見学。 運城・金鑫大酒店 2連泊 |
5 | 終日:運城郊外の見学。王之渙の「鸛鵲楼に登る」(白日山に依りて尽き、黄河海に入りて流る、千里の目を窮めんと欲し、更に上る一層の楼)で有名な中国四大名楼の鸛鵲楼、「西廂記」の物語の発端となった普救寺、明の時代に再建された木造建築の傑作・飛雲楼、漢の武帝がこの地に行幸し、黄河に船を浮かべて遊んで詠んだ「秋風辞」(秋風起りて白雲飛び、草木黄ばみ落ちて雁南に帰る …… 歓楽極まりて哀情多し……)ゆかりの秋風楼など見学 |
6 | 運城郊外の関羽の故郷・解州にある最大規模の・関帝廟、水没を免れたことでも有名な永楽宮とその壁画を見学。 運城 ✈ 夕方又は夜便にて ✈ 北京。 北京・北方佳苑 泊 |
7 | 午前:フリー 北京 16:40 ✈ CA421便 ✈ 21:00 成田 |
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