中国−8 高句麗の古都を訪ねて
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 紀元前、高句麗は現在の中国・遼寧省〜吉林省で勢力を次第に伸ばし、現在の桓仁(遼寧省東部)に都をおきました。その後、鴨緑江岸の集安に遷都し、好太王の元、飛躍的な発展を遂げていきます。
 その後、北方の鮮卑族に圧迫され平壌に遷都しますが、この集安には、おびただしい数の高句麗の古墳が残されています。
 今回は、この高句麗が一番発展した集安と、最初の都・桓仁を訪れる珍しく、興味深い企画です。
 
             
高句麗の歴史メモ

 BC一世紀ごろ、五女山城を都とす(現在の桓仁)。  西暦3年、丸都城(集安)に遷都し、次第に勢力を伸ばす。
 391年、好太王=広開土王が即位、遼東半島に勢力を伸ばし、百済を討つ。
 隋の煬帝の遠征軍と4度戦う。
 唐と新羅の連合軍に敗れ、668年滅亡。
6月と8月の気温

*沈陽
   平均最高 22.7/24.5
   平均最低 20.5/22.8

*大連
   平均最高 23.3/27.0
   平均最低 16.3/21.4

*東京
   平均最高 24.4/28.9
   平均最低 18.3/22.2

五女山城 好太王碑
将軍塚 鴨緑江の対岸に迫る北朝鮮

 
好時期:6/21、9/3。7日間
モデル日程:  表中の記号の〜は航空機、=はバス、……は列車を表しています。
成田〜沈陽。昼着。満州族が最初の皇帝とした沈陽故宮、ヌルハチとその皇后を葬る東陵=福陵を見学。
沈陽=桓仁、約4時間。高句麗の都跡・五女山城、下古城子平原遺跡など見学。
桓仁=集安、約4時間。将軍塚など高句麗の古墳を見学。集安2連泊。
終日:好太王碑の見学。北朝鮮との国境の鴨緑江の川下り、高句麗の古都を散策。
集安=長春、約6時間。途中の風景を楽しみながら長春へ。
偽満州国皇宮、旧市街地を車窓から見学。夕刻便にて、長春〜大連。 
出発までフリー。午後便にて大連〜成田。
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